英語教材ではなくて、英語学習法の本です。
こちらの本です↓。
「英語脳」と言う言葉をよく耳にすると思います。
この言葉を作った人が、この著者の脳機能学者の苫米地英人博士です。
この本からの引用です👇。
クリティカルエイジとは、遺伝的に決まっているそれぞれの器官のそれぞれの機能の発達の年齢のことをいいます。例えば言語であれば、8歳から13歳位までに母国語としての言語の習得が止まってしまうと言われています。
(「頭の回転が50倍速くなる脳の作り方」より引用)
ですので13歳、つまり中学1年生から新しい言葉を学ぶのは難しくなってしまいます。
さらに引用させていただくと
英語脳を作るには、日本語の活性化を抑えて、英語の環境を徹底的に作る。これが極めて重要です。
(p170)
やはり、日本語を使って英語を学ぶやり方はダメなようです。
でも、学校では、日本語で単語の意味を書く、文法用語を使って文法を教える、など、苫米地博士がダメといっている学習法ばかりです。
「英語は逆から学べ!」からの引用です。
「日本の中学、高校で英語を学んだ皆さんは、被害者だと思ったほうがいいです。無知の被害者です。」
(p82)
文部省が決めているやり方じゃ、、、英語は使えるようにはならないなんて、ショックです。
文部省の人たちは、英語がペラペラなのではないかしら。
どうも、皆さんがそうじゃないらしい。
上記の本の中に書いてあったのですが、
苫米地博士が、アメリカの大学のお手伝いで、経済産業省と文部科学省の官僚の方たちと会う機会があったときのこと。
経済産業省の官僚たちは、皆さん英語の名刺をもち、外国の人たちと英語で普通に話していたそうです。しかし、教育を担当する文部省の官僚たちは、「英語は話せません」といっていたそうです。
あららら、、、、。
でも、教科書はよくできている、と、苫米地先生の、また別の著書で読んだことがあります。
教科書を作っている先生たちは、すごいメンバーです。
教科書の内容がいいのだったら、音声CDも全員に配って欲しいと思いました。
私が中学のときは、当時の英語の先生が「教科書の音声をダビングしてほしい人は、生のカセットテープもってきたら、先生コピーしてあげるよ。」という親切な先生で、毎年ダビングしてもらって、そのテープで教科書の英語を聴き、真似して練習し、沢山音読練習した結果として、教科書の英語はすべてテープのネイティブと同時に読めて、暗記もしてしまいました。
当時、珍しく、その英語の先生は、英語ペラペラで、よく交換留学生とおしゃべりしていたのを目撃しました。
今はもちろん、テープじゃなくて、CDです(値下げして~。高すぎる。ダビングしてくれる先生いないかしら)
単純だけれど、凄く大事な音読。
教科書の英語を、何度も聞く、なんども音読する練習
で、私は英語の基礎を築きました。
苫米地博士がおっしゃるように、赤ちゃんが、最初音から母国語を学ぶように、
英語の音から、学ぶと良いと思います。
おすすめしている音読の練習のやり方については、こちらをお読みください。
こちら(↓)も覗いてみてください。
そこまで高額な教材はいらない、やってないよりは、やっていたほうがいい!と思う方は、小さい頃はこれで遊んで👇、
そして小学生からは、チャレンジイングリッシュ、という流れが、英会話学校にはいかないけど、英語に触れさせたい、という場合に良いかと思います。
以上です。