安上がりな英語学習、HNKラジオ実践ビジネス英語を聞いていた時の事。
外国人講師のヘザーさんが、日本語について、こんなことを言っていました。
「the three alphabets」
3っつのアルファベット?
そうか!
漢字、ひらがな、カタカナの3つのことです。
ヘザーさんは、日本語が3つのアルファベットを使用するのでとても難しい旨のことを言っていました。
さて、
私たち日本人は、漢字、ひらがな、カタカナを使って文章を書いていますが、
外国人からかみると、これがスゴ技に思えるようで、
厚切りジェイソンさんも、一、二、三、の次は、どうしてこう(横棒4本^^;)じゃないのか?といったそうです。
逆に、その発想に感心しました。
(6,7歳から漢字を覚える日本人に、この発想はない。)
こんなスゴ技を持っている日本人にとって、
英語の読み書きは、
そんなに難しくない
と、
外国人に日本語を教えていたとき、感じました。
アルファベットなんて、大文字だけで26個、小文字いれても52個。
あとは、アルファベットの組み合わせ。
それも、そんなに法則(フォニックス)が沢山あるわけでもなく、
法則に当てはまらない例外単語(サイトワード)もそんなにあるわけでもないし。
12歳の時点で、1026個の漢字を覚え、ひらがな、カタカナと3種類の文字を、さほど意識することもなく操ることができるようになっている日本人にとって、
英語なんて、日本語に比べたら楽勝ではないでしょうか!
(ちゃんとやれば、の話ですが。)
しかも、日本語の動詞変化も面倒くさいです。
英語の場合は、現在形、過去形、過去分詞形の3つの形しかありません。
あとは、単語をブロックみたいに並べていけばいいのですから。
でも、日本語だと、動詞が、色々変化します。
例えば「飲む」という動詞は、
「飲まない」(否定)
「飲んだ」(過去)
「飲んでいる」(進行)
「飲める」(可能)
「飲ませる」(使役)、
「飲まれる」(受身)、
「飲むだろう」(推量)、
「飲もう」(意志)
と、さまざまに変化します。
おい!動詞!
語形変化やめて!
ストップ!
変化するのやめなさい!って、
私が外国人だったら、日本語の動詞に対して、そう言う思うと思います^^;。
それに、漢字の読みには、訓読みと音読みもあります。
日本語を外国人に教えていたことがあり、
その時期だけ、教えるために日本語の文法を調べれば調べるほど、
なんて複雑なんだと仰天し、
と、同時に、英語ってなんて単純な言語なんだ!って思ったものです。
英語と他の言語も比べてみると、、、
学生のとき、授業料払ってるから、できるだけ単位を取らなくてはという思いにかられ、
フランス語と中国語も履修しましたが、
フランス語は、
「船」は女性名詞だから、la という冠詞がつき、
「本」は男性名詞だから、le という冠詞がついて、、、、
面倒くさいと思いました。
もともとモチベーションがなかったので、少しかじって終わりにしましたが、
フランス語に比べると、もしかして、英語って、簡単?と思い、
中国語に関しても、
まー、まー、まー、まー、、、って、
同じ「まー」でも、アクセント、イントネーションで4つ全部意味違うし、
発音が難しいし種類が多いし、
広い大陸だから、地方によって全然違う、、、。
英語って、中国語に比べると、簡単?
中国語はこの時点で、ギブアップ。さらにモチベーションなしで始めたため、無難に単位をとって両言語とも終了にしました。さようなら~~~。
さて、英語に戻りましょう。
英語を聞きとる能力にしても(バイリンガル教育でない場合は)、
10歳までに、沢山英語をランダムに聞かせておけば、読み書きをそんなに教えなくてもいい、
10歳過ぎたころから論理脳に切り替われば、自然と読み書きのほうに興味をもちはじめ、
むしろ英語を聞いたり話したりというほうを、はずかしがるようになる傾向があります。
ですので、
10歳までに、英語を聞くよりも多く、文法を教えたり、読み書きを教えるのは、
効率が悪いと思います。
10歳までは沢山英語を聞き、音読し、
10歳からは沢山単語暗記、文暗記、文章読ませる、文章書かせる、
とうのが持論です。
ですので、お子さんには、
「こんなに沢山漢字が書けて、ひらがな、カタカナも使い分けができる日本人には、
英語なんて、楽勝。」
と言ってあげてください。
(あとは、よいカリキュラムがあるか、ないかの違いです。でもそこが問題ですよねー。)
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