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語源で覚える類の学習本は、昔から、時々出版されていて、私も3冊ほど持っていたのですが、古くなり、処分しました。
これは、字が大きくて、イラストもあり、小学生にも分かりやすいと思いました。
【対象】
小学校高学年から大人まで。
小学生にも有効な知識です。
【解説】
英単語では、
接頭辞、
語根、
接尾辞
の組み合わせでできてるものもあり、
それぞれの意味を理解すると、
分かりやすいです。
この本には出てないかもしれないのですが、
英検4級レベルの単語で解説しますと、
例えば、2016年度英検2回目の筆記の問題に、
「full」という単語がでました。
「いっぱい、たくさん」という状態を表します。
これに、「元気」などの意味を持つ英語「cheer」をつけると、
「cheerful」 となり
「元気いっぱい」、という意味になります。
また、同じく英検4級の2016年度英検2回目の筆記の問題に、
passport という単語がでてきました。
これも、
pass + port (通る+港)で、
海外に持っていくpassport(パスポート)の意味になります。
さらに、pass の前に、in をつけると、
im+port となり 「中に+港」で
「輸入する」の意味を表す、import になります。
(pの前なので、nではなくmになります。)
逆に、ex をつけると
ex +port となり 「外に+港」で
「輸出する」の意味の export になります。
import、export 両方とも、準2級のレベルになりますが、輸出入という日本語は、小学5年生なら理解している単語なので、単語だけでも、準2レベルくらいは小学高学年ならどんどん学習していってよいと思います。
また、
小学生に教えるときは、語根、接頭辞、接尾語と教えるよりは、
根っこ、頭、しっぽと教えるほうが、イメージしやすいです。
in、exが、頭、
fulがしっぽ、
cheerが根っこ。
おうちの本棚の、お子さんの目に見えるところにおいて置いて、さっと手にとって読めるとよいですね。
高校になると、さらに、知ってると便利な英単語の覚え方のひとつなので、一家に一冊、この手の本は、あると良いと思います。
私は、英単語の覚え方、学校で教えてもらったことはありません。
多分、今も、教える先生はあまりいないのではないかと思います。
だから、自分でやるしかないですね。
英単語学習中に、「もしかして、これって…」と、語根、接尾辞、接頭辞などの予想がつくようになったら、さらに英単語は覚えやすくなります。
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