彼の代表作であり、コルデコット賞を受賞した「The Snowy Day」(ゆきのひ)を紹介します。
こちらからご購入いただけます(↓)。

- 作者: Ezra Jack Keats
- 出版社/メーカー: Viking Books for Young Readers
- 発売日: 1962/11/01
- メディア: ハードカバー
- この商品を含むブログ (3件) を見る
この本の日本語訳「ゆきのひ」がこの作者との最初の出会いでした。
こちらからご購入いただけます(↓)。
雪国育ちの人なら、「そうそう!小さいときそれやった!」ことが描かれていて、キュンと懐かしい気持ちになるのではないでしょうか。
雪を踏みしめる音、
ぎゅっと雪だまをつくったときの感覚が、
どさっと雪が高いところから落ちてくるときの音などが、
蘇ってきます!
【対象】
バイリンガルであれば、何歳からでも。
一箇所だけ、「過去完了形」という文法のある文がでてきますが、それ以外は、英検3級程度ができていれば読めると思います。
【特徴・解説】
絵が、コラージュみたいで、とてもカッコイイ!んです。
色調はおさえてありますが、色の組み合わせが素敵で、夢の中か、デザインの中にいるようです。
32ページまであります。
【英語】
☆擬音語
ゆきをふむときの音、「きゅっ、きゅっ、きゅっ」という音、
雪が上からどしんと落ちてくる時の音、
それらが、英語で表現されています。
小さい子どもたちは、擬態語・擬音語大好き!きっと気に入ると思います。
☆過去形
「~しました」という過去形で書かれているので、woke up, thought, got, told, took off, walked, fell, pile up, put on など、動詞の過去形に慣れることができます。
それにしても、不規則変化の動詞のほうが多いですね!
☆一箇所だけ、高校で習う英文法がでてきます
had +動詞の過去分詞形というと、イヤな文法が出てきたと思われるかも知れませんが、形で慣れていけばいいと思います。
過去完了形について詳しくお知りになりたい方は、高校英文法のテキストをご参考ください。
バイリンガル教育受けているお子さんだったら、感覚で理解しているのでしょうね。
あと、これを知らないと、この絵本は読むのはつらいだろうなというのは、
☆接続詞です。
While(~している間)、Before(~する前)、 というのが分かった上で、読ませたほうがよいです。
ただの繰り返しのような英文だったら解説は要りませんが、
色んな構文の文が出てくるお話だと、分からないと、英語を読むのが楽しくなくなるので、少し補助は必要になるかと思います。
【ストーリー】
朝起きたら、雪が積もっていたから、ピーター君は、そとにでて、色々と雪で遊びます。
雪が降ると、子どもたちはいつでも大興奮ですよね!
子どもだったら、絶対やるよな、こういうコトというのがかわいらしく描かれています。
ゆきのひを、こんなに素敵に描いて、お話を作ってくれたエズラさんに、雪国育ちとして感謝!したいです。エズラさんに、会いたかったなぁ。
これから雪の季節になりますね!雪国では、こたつで丸くなる季節です。お子さんと一緒に読んでみてはいかがでしょうか?
その他、以下の英語絵本についてもご覧下さい。
こちら(↓)は絵本ではなく、英語の歌詞が書かれてあるだけですが、絵がとっても素敵です!!プレゼントにもオススメです。ちょっとラメ入り。キラキラ入り。
クリスマス関連でついでに紹介!何小節か英語で歌ったら、リピートする(^^;)ユニークなCDです。
こちら(↓)も覗いてみてください。