レオレオニの絵本です。お読みになった方も多いのではないでしょうか?

- 作者: Leo Lionni
- 出版社/メーカー: Knopf Books for Young Readers
- 発売日: 2011/06/14
- メディア: ボードブック
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英検4級くらいの英語力があれば、だいたい読めます。
CDなどの音声教材はついていないので、英検4級の英語が読めるお子さんでしたら、最初から、一緒に音読もいいですね。
【特徴】
中学2,3年で習う文法も出てきます。
①関係代名詞のwho
②until 「~するまで」という接続詞
あとは、
色んな動詞の過去形が学習できます。
climbed
went
hugged
cried などなど。
英語の過去形は、よく使う言葉であろうと思うのですが、中学での学習時期が遅いので、絵本で慣れていくのも、英語の動詞の過去形に慣れていくひとつの練習になりますね。
【ストーリー】
あおくんと、きいろちゃんが遊んでいるうち、ふたりの色が混ざって、ひとりのみどりちゃんになってしまいました。
みどりになってしまったあおくんのパパ、ママは、うちの子じゃないといい、
みどりになってしまったきいろちゃんのパパとママも、うちの子じゃない、といい、
おうちに入れてもらえません。
(この場面では、幼児なら、きっと、かなり感情移入していてハラハラ・ドキドキしていることでしょう!)
あおちゃんもきいろちゃんも、おいおい泣き始めました。
(あー。泣いちゃった。ここで、幼児ちゃんたち、自分があおくん、きいろちゃんの気持ちになりきっているかもしれません。)
でも最後はもとどおりの色にもどり、一件落着です。
(幼児ちゃんたち、ほっとして、ニッコリしそうですね。)
ママとパパに自分だって分かってもらえないという衝撃的な一場面。
「千と千尋の神隠し」のワンシーンで、千尋のパパとママが豚になってしまってしまったときの衝撃に近いのでは?!と自分で勝手に、幼児の気持ちを想像してしまいます。
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