こんにちわ。前回は発音練習に良い教材を紹介させていただきました。
上記の記事で紹介した発音練習DVDは、こちらでご購入いただけます(↓)。
ちょっと話はそれますが、私が大学の教授の秘書をしていたときに体験した、やっぱり発音練習は大事なんだなあ、と感じた話を書きます。
秘書をしていた大学は、工学部だったので、諸外国から学生さんが集まってきます。
大学内を行ったりきたりしているうち、何人かの外国の学生さんと知り合いになりました。
その中に、30歳くらいの、アルバニア出身の男性がいました。
どういうきっかけで、私が彼からアルバニア語を少し教えてもらったのかは、覚えていませんが、多分、珍しいものが好きだった私がお願いしたのだと思います。実験などで忙しい学生さんに、なんとまあ無理なお願いをしたものです!
彼は、アルバニア語を教えた経験はありませんが、「いいよ。」と一つ返事で、彼が教えてくれることになりました。
彼は、最初にアルバニア語のアルファベットを書き出しました。
そして、そのアルファベットの読み方を、ひたすら練習させられました…。
それこそ、こうやるんだよ、と、口の形を私に見せて、そして、私にやってみせて、うまくできるようになるまで、同じ「にぇ」みたいな発音を、ずーっとやらされて、私は「早く会話の練習したいのになー。」と思ったのを覚えています。
でも、きっと彼は、単に、きちんとアルバニア語の発音ができなければ、アルバニア語には聞こえない、という純粋な気持ちで、教えてくれたのだと思います。
やっと、「にぇ」とか「ちぇ」とか、アルバニア語独特のアルファベットの発音の基礎練習が終わりました。
その後、簡単な挨拶を教えてもらい、それも、きちんと発音できるまで、練習、練習・・・。
でも、彼の指導のおかげで、教えてもらったアルバニア語で彼に挨拶すると、とっても上手!と褒めてもらいました。
一度基礎を練習すると、その後、文章を口で覚えやすくなりました。
英語も、最初に基礎の発音練習をしておくと、後から楽。
高校で沢山の英文法、構文、を暗記させられましたが、
理屈というよりは、音読しているうち、口が勝手に覚える感じだったので、大量の宿題がでましたが、そんなに苦ではありませんでした。
音読については、こちらをご覧ください。
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